2014.10.04 Saturday
おいしいクスリ。
乾燥のこの時期、どうしても食べ物で追いつかなくなり
『杏仁』に頼ってみよ〜かな、と
杏仁豆腐
を作りました。
「杏仁」は食材として用いるときは 「あんにん」
中薬として用いるときには 「きょうにん」と呼びます。
「生姜」も食材として用いるときには 「しょうが」
中薬として用いるときには 「しょうきょう」と呼び
食材、中薬どちらにも使えるものは、このように呼称が違うものが多いのです。
「杏仁」は字の通り「あんず」の種です
「杏仁」も香りのよい「南杏仁」、薬効の高い「北杏仁」
中華料理店では両方を混ぜて使われるところもあります。
「北杏仁」だけでは少し苦味があるので、食後のデザートしては
甘くておいしい方がいいですよね。
また市販の杏仁豆腐は「杏仁」を使わずに「アーモンドエッセンス」で香りをつけているものも多いのです。
今回つくった「杏仁豆腐」は「北杏仁」
もちろん、これだけでもとても香りは良いものです。
これから秋〜冬と乾燥が邪気となる季節にかかせないものになりそうです。
- 季節の養生
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